愛おしくて、切ない
ヒデちゃんの親友君から電話があったよ。
昨日の月命日、ヒデちゃんの眠る洞爺湖に行ったの?って。。
仕事が重なったりで行けなかった事を伝えたよ。
親友君は、先月の命日の時、来月は行かない方がいいって言ってくれてたの。
雪道の峠越えは危ないからと心配してくれてさ。
有難いことだよね。
ヒデちゃんが大好きだった親友君、いい人だね。
私も良い人だと思うよ。
でも、親友君を私に会わせたくなかったの?
やきもち?
ヒデちゃん、変なとこで自信無くしたり、グレちゃったりしてたね。
「私には、ヒデちゃんだけだよ」って言ったら、
ヒデちゃん、「うん。」って。
「まるで、子供の会話だよ!」って笑ったね。
私は自分に自信もないし、年齢のこともあったから、何かあったら引くって決めてた分、
ヒデちゃんには、私が余裕があるように見えてたのかもね。
真逆なんだけどね。
今日ね、ふっと思ったの。
ヒデちゃんと私、前世は親子だったのかも ?
だってね、私、ヒデちゃんのこと、ずーっと、愛おしい!
愛おしくて、愛おしくて、仕方ない!
好きを超越してる感じだよ。
狂おしいくらい愛おしいって、このことだと思う。
想えば、思うほど、切なくなる。
ヒデちゃんだけを思って生きてるよ。