どこに行ったら逢えるのかな?

死別 彼との思い出日記
ジェットコースターのような時間を共有し、最期は。。。

当たり前って、思い込み?

今日の札幌、雪がサラリと降ったよ。

今夜から朝にかけて、湿った雪が降るらしいの。

明日の朝は、早起きして雪かきだよ。

で、除雪をしに行かなきゃね〜タイヤショベルで出動だ!


ヒデちゃん、タイヤショベルで除雪するのは、お手のものだったんだよね。

ルスツのスキー場で、除雪のバイトしてたことあったって言ってたね。

手伝ってほしいなぁ〜。。。

前は、私がタイヤショベルに乗ってるだけで、通りすがりの人が2度見するんだよ。

まっ、不思議な珍しい光景だよね。。

今は、慣れたもんで、2度見する人は減ったけどね。



見る?見える?

で、思い出した…ヒデちゃんの入院中のこと。


いろんなものが見えるとか、あの人来たとか、あの同級生やあの友達が来たとか、家族が来たとか、ね。

で、ヒデちゃん、私に「みんな隣の部屋にいるから、挨拶してきてー」って。。。

「えっ?何言ってんの?」って、、、私。

(挨拶?私が何て言うの?って、私の心の中。。)


私、「もう帰ったみたいだよ〜」とか言って、誤魔化しちゃたりしてさ。

ありえない話をいっぱいしてたんだよ。

そんな人、誰も来てないし、隣の部屋は、病室だし。


幻想や妄想や記憶障害があったから、ヒデちゃんの脳は、混乱中だったんだよね。


この時の私さ、良くなるって信じてたから、元気になったら、笑い話にしようって思ってたんだよ!

本当に、退院近い頃には、事故前後のことは思い出せなかったけど、事故以前のことは私より思い出せてたよね。


事故後、入院中の2ヶ月くらいの記憶はないんだよね。

人工骨入ってからは、この時からの記憶はしっかり残ってたね。

事故から、人工骨入るまでの、入院生活のことは、全て、記憶されてなかった…

忘れたんじゃなくて、記憶されてなかったんだろうね…


この入院生活の中で、頭蓋骨が半分なくて、頭がプヨプヨしてて、頭の半分に傷痕があっても、

右目が閉じない状態でも、生きてるってだけで、嬉しかったんだよ。

毎日、快復してるのがわかったからね!

記憶の障害は、きっと、いつか思い出せるって!


私の中の、根拠のない自信!

でも、これ、当たるんだよ!


祈り?願いも少しはあったかも…ね。



ヒデちゃん消えるなんて、想像したことなかったんだよ

私が先に逝くことが当たり前だと思ってたのに。。。



この世に、当たり前って、ないんだね。。。

今となっては、私の思い込みだったんだね。。。

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