どこに行ったら逢えるのかな?

死別 彼との思い出日記
ジェットコースターのような時間を共有し、最期は。。。

深夜のドライブ

去年の今頃、彼とおやすみの電話をしてる時に、今日も暑いね〜って言いながら、

ちょっと涼みに行こう!って事になって、深夜のドライブに出掛けたね。

(私と彼の家、同じ町内で、「10分後に駐車場で!」って待ち合わせが出来る。)


車の中は、エアコンが効いて涼しいし、夜だからメイクもなし、パジャマでOK!

おしゃべりしながら、電話とは違い、隣に彼がいて、前へ前と進んでるうちに、

夜景の見える大きな公園の道案内の看板。

「行って見よう!」ってことになった。。。

でも、若いカップルだらけなのも知ってるし、、メイン広場まで行ってすぐ帰って来ようと。

すると、彼、良い場所見つけて、隣を指してぽんぽん。。ここに来いって。。

うわぁ〜、照れちゃうよぉ〜。。。手を繋いで近距離。。。人目が気になる私。。。

若い子だらけのとこで、「あっちが海だよね〜きれいだよね〜」とか、「あの辺、うちの辺りかな〜」とか、

「あれ、何だろう、何の青い光だろう?」あ〜でもない、こうでもないって話しながら、

「よし、行ってみよう!」って!

確認に行こうっ!って。


でも、その前に、公園の裏側を散歩しようって、、、

メインの散歩ルートは灯りがあるけど、裏道に灯りは、ポツポツしかない。。。

私は、超が付くほど、怖がり。。暗い所が大嫌い。。。

ましてや、高台のこの公園は、風がそよそよ…怖い。。。

行く行かないで、すったもんだの末、手を引かれ連れて行かれた。。

風の音や、葉っぱの音や、すれ違う人がいるってことも怖い…人の声が聞こえただけで、手に力が入って…

彼は「弱虫〜ビビりぃ〜」って笑いながら、ずーっと手を繋いでくれてた。

人がいなきゃ、もっと怖いだろうけど…

30分くらいの散歩だったのに、全身の疲労感が半端じゃなかった。。


で、青い光の確認に!

「街の真ん中のあの辺のビルだよね〜?」って言いながら、街の真ん中辺りを、行ったり来たり。。。

「ないね〜」って「おかしいね〜」って、、、1時間の捜索。

私「そろそろ、帰って寝よう。。また、探しに来よう!」って提案。

だって、空が白々してきたんだもん。。。眠いし。。。

彼は、渋々「うん。。。また探そう!」って。

探検家の如く、「調べておく」って。


私たち、結構、どうでもいいことに真剣になってるかも?

月がすごく大きくて明るい時は、月を追いかけて、郊外まで行っちゃうし。

いい歳して子供?

って、二人共、脳が小学生ぐらいだったのかも。。。


二人でいることが楽しかったんだよね。


でも、この時の夜景は、本当に綺麗だった。

いろんな光がキラキラして、おとぎ話の中に出てくる宝石箱って感じだった。。


彼と見た夜景で、1番綺麗だったのは、この時。。。今の時期。。

ずーっと、この季節になったら思い出すんだろうなぁ。。。


また、手を繋いで、夜景見たいよ。。。



ヒデちゃんは、空の上から大きな大きな夜景見てるんだろうね。。。

ヒデちゃんの隣には、誰がいるの?

私の隣は、ヒデちゃんの永久シートがあるんだけど…。。。


ただ、ただ、逢いたい。。。

逢いたいだけなのに、何で叶わないんだろう。。

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