どこに行ったら逢えるのかな?

死別 彼との思い出日記
ジェットコースターのような時間を共有し、最期は。。。

繋がっていたい。。。

彼の前々の職場に、私の実家のトウモロコシと枝豆を届けてきたよ。

実家は農家ではあるけど、野菜たちは、家族で食べる程度しか作ってない。

けど、出来る量がスゴイ!

毎年、少しずつあちこちに配って、食べてもらってる。

今年は、彼の前の前の職場にもお裾分け。


すごく喜んでくれて、すぐに茹でてる写メが送られてきた。

皮付きのままなので、手間がかかったと思う…

でも、美味しいって言ってくれたのが、すごく嬉しいよ!


ヒデちゃんの好きだった職場、好きだった人たち、みんな喜んでくれたよ!


ヒデちゃんが好きだった人たちとは、私が出来うる限り、何か繋がってたいよ。

ただ、ご近所の取引先のお姉さんなので、出しゃばらない程度って、立場をわきまえながらね。


これを言ったら、また、怒ってるんだろうけどね…

ヒデちゃん、私とのこと周りの人に言いたかったんだもんね…

「それだけはダメ!」って私は全力で止めて、いつもそれでケンカになってたね〜

「俺はいいんだってー!俺がきんちゃん好きなんだってー!」って何度も言ってくれて嬉しかったよ。


でもさ、年上でも10歳上は、ちょっとねぇ〜

周りに申し訳ない…

ヒデちゃんのことを好きだって人に知られたくない…

私と付き合ってることで、ヒデちゃんが周りにどう思われるかを考えたら、言えない!

ヒデちゃんも私も若く見られるタイプだから、年齢差が縮まらなかったね。

ヒデちゃんは止まったまま、これからは、もっと年齢差が広がってくんだよ。

ずるいなぁ。。。


そうそう、ヒデちゃんってモテモテちゃんだったんだってね。

職場の人とか、取引先とかの女の子に人気があったんだって。

面白いし優しいし、腕力?体は細いのに腕の筋肉が凄かったから、周りの子たちは、狙ってたと。。。

ヒデちゃんが消えちゃってから、会社の人たちに聞いたよ。


「ほらぁ〜、私なんかじゃなくても良かったんだよ!若いかわいい子がいいよ!」

って、ヒデちゃんがいたら、言ってたね。

でもね、ヒデちゃんが事故にあってから…親が来ないってわかった時から、「私じゃなきゃ、無理!私が!」って思ったよ。

今思えば、この時から、私がママになる決意をしたのかな?


病院の説明では、「何かしらの障害は出る。現段階では、脳なのか機能なのか部位は特定できない。」

って言われた状況でも、私の心は決まってたような気がする。

友達には、「私が背負いそうになったら止めてね。」って言ったけど、

ヒデちゃんの手足が動くたびに…私の知ってるヒデちゃんの手…足が動くたびに、「大丈夫!」「大丈夫!」って、

「元に戻る!」って、願望なのか…根拠ない自信があった気がする。


この頃の友達も、私の話を聞いてて、「どうしたらいいのか…何を言ったらいいのか…何を言ってあげたらいいのか」って、

すごくいろいろ考えたと思う。

彼女には本当に申し訳ないことをしたと思う。巻き込んでしまった…。

元気になって帰ってきたら、こんなことあったんだよ〜って言えたんだけど…


事故当初のこと思い出したら、いろんなことあったなぁ〜。。。

ヒデちゃんの入院生活や周りの人たち。。。

会社の社長のこと…私は許せないことがある。。。

これは、次回、書こう。。。

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