どこに行ったら逢えるのかな?

死別 彼との思い出日記
ジェットコースターのような時間を共有し、最期は。。。

2回目の月命日

今日は、彼が私の前から消えて、2ヶ月。


観光地でもある湖が近くにある、景色の綺麗なお寺の納骨堂に、彼の分身はいるので逢いに行ってきた。

大きな納骨堂に入ると、誰もいなく、静か。

外は雨だったので、雨の落ちる音だけが聞こえた。


彼のいる仏壇を開けると、彼の名前。

彼の愛煙タバコと、彼の好きなお菓子と、いろはすのモモをお供えしながら、

「ヒデちゃん、来たよ〜。ここにいるのぉ〜?いるんでしょう?」

答えは帰って来ないし、気配もなし。

どこに行っても、彼がいない。。。夢にも出て来ないし、私の側にもいないし。

「どこに行ったらいるの?逢えるの?」

何度も、なんども、何度も聞いたのに、何も言ってはくれない。

分身のいるとこなら、何か手掛かりがあるのかと思って行ったのに、やっぱり…いない。


広い納骨堂で、1人ぼそぼそ言ってたら、ご住職さんが来た。

「明かりが付いてたので、どなたかいるのかと思って…」

「また、いつでもいらっしゃってください。いつでも開いてますから。」と。。。去って行った。

私が1人でぼそぼそ言ってたので、見にきたのかも?

幽霊?って思ったのかな…気味が悪いよね。

ご住職さんが去ってから、彼に話かけた。。(これが気味悪いのかな?)


私が一人の時は、いつも彼に話かけてる。。

「ヒデちゃん、どっちがいい?」

「そう言えばさ〜、、、」

「今日さ〜、、、」

「ヒデちゃん、ヒデちゃん…」

一人の時はいつも、彼のことばかり。。。

口癖になってる。


私の中で、彼はいるのよ。

彼の体はないけど、彼の想いや言いたいことが分かる気がする。(私の妄想なのも重々承知してる)

だから、いつも、会話口調。。。一人だけど。。。


御仏前に手をあわせ、

「いっぱいゴメンね。いっぱい幸せをくれてありがとう。いっぱい愛してくれてありがとう。」

「そっちの世界で、ヒデちゃんがヒデちゃんらしく、笑顔で幸せな家族作ってね。」

「私が逝く時に、家族自慢してくれてもいいよ。でも、再会した時は、一目会いに来て!」

って、話してきた。

これは、家にいても、寝る前に必ず、彼の写真に手を合わせて言ってること。


毎日、良くも悪くも気持ちが変わる状態ではあるけれど…

寂しくて寂しくて、逢いたい病が悪化する時や、いない事に怒ってるときは、

「何で逝ったのよ!!!」って、怒り口調。


結局、独り言に終わるんだけど…………。


帰りの車の中で、あれこれ考えてるうちに、涙が溢れた。

彼に話かけてるのに、答えがなく、、、

現実にいないこと、、、理解してる自分と、理解したくない自分が混同してる感じ?

どうやって、折り合いをつけていいのか、わからない。

分かってるんだけど、分かっちゃいけないような…………矛盾。


でも、答えは簡単。

私が逢いに行けばいいだけなの。

それが出来ないのは、私の寿命がまだなんだよね。

自分の寿命を知りたい。

痛くなく、苦しくもなく、誰にも迷惑をかけない最期の時を知りたい。

それが分かれば、この世で良い子で待ってるのに。。。

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