彼の親友君3…台風被害。。
昨夜、彼の親友君から電話が!
岩手の出張先で、大型台風の被害に遭われたと。
晩御飯を食べようとしたところ、同僚が、「逃げろー!洪水だー!逃げろー!」って、
そこにいた人みんなで外に出た時には、膝まで水が来てたらしく、相当怖い思いをしたみたい。
晩御飯を前に、着の身着のまま、そのまま、みんなで会社の車で洪水から逃げたと。
親友君は、トンネルのコンクリートを打つ仕事。
もちろん、街の真ん中が出張先ではないので、山の中。
宮古市腹帯と聞いていたので、ネットで被害情報を調べてみたけど、出ていなかったから安心していた。
岩泉町の被害が凄すぎて、影に隠れていたようだけど、腹帯も凄かったよう。。。
山を降りるのは、一本道だし、濁流と追いかけっこしても勝てるわけもなく、本当に運が良かった!
死の危険を感じるほどの凄まじさだったと思う。
九死に一生とは、この事か!
親友君、「ヒデちゃんが寂しくて、迎えに来たのかと思った!」って笑ってた。
私は笑えないよ。。。何で、私じゃないの?そんなに親友君がいいの?
こんな時にも、ジェラシー。。。私ってちっちゃいヤツだね。自分で呆れるわ。
もう見送るのはイヤだよ。
好きでも嫌いでも、私に関わった人すべての人に、生きてて欲しい。
愛も情も、深ければ深いほど、遺された人にとっては、この世は地獄。
地獄で生き抜く?生きて行かねばならないけど、日々、地獄に代わりはない。
親友君、夜が明けてから、同僚たちと社宅近くまで行って驚いたと!
社宅の1階が無かったと…土砂で埋まってたらしい。
社員数が50人の社宅?寮?
みんな個室だから、かなり大きい建物だと思うんだけど、壊滅的打撃。
親友君の部屋は2階だったので、自分の荷物は無事に持ち出せたらしい。
でも、1階に部屋があった人の荷物は、土砂の中なのか、流されたのかわからないと…。
これからのことは、まだわからないけど、とりあえずは、山から降りた第2の社宅があるので、そこに移動したと。
本業のトンネルの仕事は休止。現場に行く道がないと。。
しばらくは、災害の復旧仕事をするらしい。
とりあえず、生きてます!って電話だった。
今までの場所は、電波の届かない山の中。
週末に山を降りるので、その時に連絡してみようと思ってたので、連絡をもらえて良かった。
私の心配性は、ヒデちゃんから親友君に伝わってたのかな?
親友君の無事が確認できて良かった〜安心。。。
そうそう、親友君、岩手に行く前は、富良野の現場にいたって。。。
彼の仕事は、危険と背中合わせで、自然災害にも左右?影響する。
親友君の家族を思ったら、生きた心地しないだろうなぁ。。。(バツ1で、元妻と子供)
ヒデちゃんにも、トンネルの仕事勧めたけど、行かなくて正解。
私には耐えられない。。。会ってない時は、心配で心配で。。。
今も、心配。。。
あの世で、1人で大丈夫かな?
寂しがってないかな〜?
………でも、夢にも出てこないし、気配もないし、私は必要ないの?………
って、怒り出したり、妄想が膨らんで自暴自棄になったり。………
楽になりたいけど、そんな簡単には逝けないんだろうね。。
神様が、私に下した罰なんだろうね。。