どこに行ったら逢えるのかな?

死別 彼との思い出日記
ジェットコースターのような時間を共有し、最期は。。。

想えば想うほど…迷子。。。

3連休が終わった。

幸せなカップルや家族が目に付く…寂しさが増す3連休だった。

と言っても、平日も休日もいつも思うことなんだけどね。。。


今まで、自分中心の物の考え方をしてきたので、世の中に「死別」ってことがあるのは、外の話だと思ってた。

例えば、若くして両親と死別だったり、

恋人との死別、

祖父母との死別。

友人との死別。。

恩師との死別。。。

今までは上っ面だけ、お悔やみを言ってた。。。


私は、「死別」は、年功序列?生まれた順番のように思ってた。

でも、自分より若い人が、先に亡くなるなんて思ってもみなかった…

ヒデちゃんが亡くなって初めて、痛みや辛さがわかった。

(頭ではわかっているけど、心では、未だに、亡くなるということがわかってない気がする…)

想定してないことが起こると、頭の中でその事事態、無かったことにしようとしてる。

心では蓋をしてしまう。

火葬前の最期のヒデちゃんに会ったことすら、蓋をしようとしている。

だからと言って、忘れてしまう訳でもなく、思い出す時は、最期の顔が浮かぶ。

その顔を思い出すと、この世から消えてしまったという事実が目の当たりになるからだと思う。


ヒデちゃんの最期の顔、口角が上がってて笑ってるような顔で綺麗だった。。。


多分、自分がこの世から消えたことに、気が付いてないんだろうな。。。

火葬の時、「ヒデちゃんの魂が、私の体に入って!」と本気で願ってた。

肉体はないけど、魂との一心同体。

私の魂や脳に、ヒデちゃんを感じたかった。


でも、未だに、何も感じないし夢も見ない。。。

私には、能力がないのか、ヒデちゃんが私のことを忘れちゃったのか…

もう、私は過去の人になったのかな…


いつもいろんなことを話しかけてる。

逢いたい

どこにいるの?一緒にいる?

天気がいいね。雨だね。寒いね。

これ、どう?これ、いいね!

キレイだね。

これ、欲しいね。

今日、何する?どこ行く?


答えが返って来ない…想えば想うほど、虚しい。

想えば想うほど、私は迷子。


この気持ち、どうしたらいいんだろう。。

何もいらない、ヒデちゃんがいたら、それだけでいい。

ヒデちゃんの笑顔が見たい。

ヒデちゃんに触れたい。


どこに行ったら、ヒデちゃんを感じれるんだろう…

逢いたい。。。

不思議な出来事。。。

昨日の夜、不思議なことがあったよ!

我が家のニャンちゃんが、クッションで寝てたのに、ムクッと起きて、私の目だけを見て走ってきた。

急にSTOP!

私との距離は1メートル。。。

ずーっと、目を逸らさない。

見たことのない目。。。目付き?

でも、怒ってるわけでもなく、飛びかかるわけでもなく、不思議なものを見てる感じ?

初めての事なので、私がびっくり!

すごい悪寒が走ったんだけど、「ヒデちゃん来た!!!」って思ったの。


見つめ合いが2〜3分続いたかなぁ〜?

私が動いても、ニャンの目が私を追ってきて、ニャンを抱っこしようとしたら、正気に戻ったみたいな目になったの。


これって、なんだろう???

ヒデちゃんが会いに来てくれたなら嬉しいけどなぁ。。。


ヒデちゃん、なんかお知らせあった?


って、いつも一緒だと思ってたのに、昨日の夜初めてきたの?

ヒデちゃんじゃないのかな?

ん〜、これまた答えがない。。。

ヒデちゃんって、いつも、何も答えてくれない。。。

私、結構、頑張って生きてるよ!

いつか、ミディアムセッションに行って、ヒデちゃんの声を聞きたいから!

それまでは、しっかり生きてみようと思ってる。


でもね、本音を言えば、

今すぐ、そっちに行きたいよ!

今すぐ、逢いたいよ!

私は、この世に未練はないよ!

今まで、やらねばならないことは、後回しにせずやってきたし、

親のことも、自分で後悔したくないので、やれることはやってきたつもり。

ただ、仕事のことは、自営業だから、私しか出来ないので迷惑かけちゃうかな…

このことも、エンディングノートに書いておけばいいね。

ニャン3のことも、妹に任せるって書いておこう!


ほらっ!いつでも逝けるんだよ!


人のブログ見てたら、

奥さんが亡くなって、旦那様が1ヶ月に脳梗塞で後を追うように亡くなったとか。

旦那様が闘病のすえ亡くなったあと、すぐに奥様が病気で亡くなったとか。。

息子が病気で危篤の状態の時に、母親が「息子を見送るわけにいかない」って自死したとか。



この人たちは、あっちの世界で会えてるのかな?

先に逝った人たちに、よばれたのかな?

私も呼んでほしい!!!


よんでくれないのは、何で?

私に価値なし?

逢いたくない?


私は逢いたいよー!!!

逢いたくて逢いたくて、心のバランス取るのが大変で、大変でツライんだよ。。。


ヒデちゃんさ、酔っ払うと必ず、電話してきて「俺はきんちゃんに逢いたいよ!」って言ってたね。

今は、私がヒデちゃんに逢いたくて逢いたくて仕方がないよ!


ズルイよー!!

私の声は、ヒデちゃんに届かないのかな???

繋がっていたい。。。

彼の前々の職場に、私の実家のトウモロコシと枝豆を届けてきたよ。

実家は農家ではあるけど、野菜たちは、家族で食べる程度しか作ってない。

けど、出来る量がスゴイ!

毎年、少しずつあちこちに配って、食べてもらってる。

今年は、彼の前の前の職場にもお裾分け。


すごく喜んでくれて、すぐに茹でてる写メが送られてきた。

皮付きのままなので、手間がかかったと思う…

でも、美味しいって言ってくれたのが、すごく嬉しいよ!


ヒデちゃんの好きだった職場、好きだった人たち、みんな喜んでくれたよ!


ヒデちゃんが好きだった人たちとは、私が出来うる限り、何か繋がってたいよ。

ただ、ご近所の取引先のお姉さんなので、出しゃばらない程度って、立場をわきまえながらね。


これを言ったら、また、怒ってるんだろうけどね…

ヒデちゃん、私とのこと周りの人に言いたかったんだもんね…

「それだけはダメ!」って私は全力で止めて、いつもそれでケンカになってたね〜

「俺はいいんだってー!俺がきんちゃん好きなんだってー!」って何度も言ってくれて嬉しかったよ。


でもさ、年上でも10歳上は、ちょっとねぇ〜

周りに申し訳ない…

ヒデちゃんのことを好きだって人に知られたくない…

私と付き合ってることで、ヒデちゃんが周りにどう思われるかを考えたら、言えない!

ヒデちゃんも私も若く見られるタイプだから、年齢差が縮まらなかったね。

ヒデちゃんは止まったまま、これからは、もっと年齢差が広がってくんだよ。

ずるいなぁ。。。


そうそう、ヒデちゃんってモテモテちゃんだったんだってね。

職場の人とか、取引先とかの女の子に人気があったんだって。

面白いし優しいし、腕力?体は細いのに腕の筋肉が凄かったから、周りの子たちは、狙ってたと。。。

ヒデちゃんが消えちゃってから、会社の人たちに聞いたよ。


「ほらぁ〜、私なんかじゃなくても良かったんだよ!若いかわいい子がいいよ!」

って、ヒデちゃんがいたら、言ってたね。

でもね、ヒデちゃんが事故にあってから…親が来ないってわかった時から、「私じゃなきゃ、無理!私が!」って思ったよ。

今思えば、この時から、私がママになる決意をしたのかな?


病院の説明では、「何かしらの障害は出る。現段階では、脳なのか機能なのか部位は特定できない。」

って言われた状況でも、私の心は決まってたような気がする。

友達には、「私が背負いそうになったら止めてね。」って言ったけど、

ヒデちゃんの手足が動くたびに…私の知ってるヒデちゃんの手…足が動くたびに、「大丈夫!」「大丈夫!」って、

「元に戻る!」って、願望なのか…根拠ない自信があった気がする。


この頃の友達も、私の話を聞いてて、「どうしたらいいのか…何を言ったらいいのか…何を言ってあげたらいいのか」って、

すごくいろいろ考えたと思う。

彼女には本当に申し訳ないことをしたと思う。巻き込んでしまった…。

元気になって帰ってきたら、こんなことあったんだよ〜って言えたんだけど…


事故当初のこと思い出したら、いろんなことあったなぁ〜。。。

ヒデちゃんの入院生活や周りの人たち。。。

会社の社長のこと…私は許せないことがある。。。

これは、次回、書こう。。。