どこに行ったら逢えるのかな?

死別 彼との思い出日記
ジェットコースターのような時間を共有し、最期は。。。

1人ドライブ。

今日は実家に行ってきた。


スマホに入ってるヒデちゃんの写メを出して、

ヒデちゃんチョイスの音楽を聞きながら、

ヒデちゃんに話しかけながら、

2時間のドライブ。


1人で喋って、

1人で答えて、

1人で泣いて、

1人で怒って。。。


全部、1人だよ!

おかしな人だよね。


これから、どうやって生きていこう…………

昨日は、踏ん張って生きていこうと思ったけど、

今日は、生きる目的?目標?

何をどうしていいのか、わからない。。。


仕事?

趣味?


もう、何もかもがつまらなくなった。

きっと、楽しいって思った後には、ヒデちゃんを想い、深く深く落ちるんだろうなぁ。

お酒飲んだあとに、深く深く落ちるのと一緒かも。


こんな想いで、40年生きるのかな?

嫌だなぁ。。

これからの人生、頑張れると思ったけど、無理だ!40年は無理!


どこをどう考えたらいいのだろう???


生きる力が欲しい。

生きる目的を与えて欲しい。

妄想癖が出てきたー!

ふっと、妄想。。


ヒデちゃんに、他に好きな人がいたのかも?

知らせなきゃ!


って、ヒデちゃんが骨になった時に思った。

ずーっと、気になってたけど、「間違いなく最期は私の事を思っててくれたはず!」って思い込もうとしてた。

でも、日に日に、夢にも現れないってことは、私じゃないのか???

疑問が、現実に………って、何も起こってはいないんだけど。

だって、確かめようがない。本人、手の届かないとこに逃げちゃったし。。。


でも、もし、彼のことを想ってる人がいたら、


もし、彼が私ではない人と、付き合ってたら、


もし、どこかにいる彼女が本命だったら、


って、思うと見えない彼女がかわいそう。。

私が逆の立場だったかもって思うと、ツライ。。

妄想を思い込み始めると、現実なんだか妄想なんだか、わからない。

ヒデちゃんのこと、すごくわかってたと思ってたけど、これも思い込みだったのかな?


カラカラ、空回り。。。

ヒデちゃん答えてくれないし、他に聞きようがないし。。。

妄想がこれ以上、膨らまないようにしないと、現実との境目すらわからなくなりそう。。。


私って、かなりおかしな人だ。

ヒデちゃんが手の届かないとこに行ってからは、私はかなり依存症?ヒデちゃんフリーク?

今頃?って思うけど、死別とはこう言うことなんだね。

いい想い出ばかりが思い出されるし、今がヒデちゃんのこと1番好き。

後悔も山ほどあるけど…後悔だらけだなぁ。。。でも、大好き。

好き過ぎて、一人ぼっちにされた怒りや憎しみが渦巻いてる日もある。

真逆に、好き好き、愛してるを繰り返してる日もる。


で、「あ〜、私、おかしい人だぁ〜、これってうつ症状?」


でも、世間とはうまくやれてるし、仕事もしてる。

一人になると、ヒデちゃんでいっぱいになるから、なるべく、現実逃避。

ヒデちゃんの世界に近づく方法だったり、あっちの世界はあんなんだろうか?こんなんだろうか?

私の寿命を調べたり、、、。「あと40年って診断されたよ。


まだまだ、逝けそうにもないなぁ。。


父方も母方も、長寿の家系。


とりあえずは、生かされるみたいだから、生きてやろう!

心ここに在らずで、心は無〜中途半端。


うーん、これからも生きにくいこの世で、踏ん張ってみよう!

マスターとレイちゃん

ヒデちゃんが10年前から通う飲み屋さん。

ヒデちゃんとマスターは同い年で、仲良しさん。

マスターは背が高く、モデルさんのようにカッコいい!

バツイチ、7歳の女の子を育てながらの夜の仕事。

(このマスターのお通しは絶品!全て手作り。見習わなきゃ…)


ヒデちゃんがまだ若く、イケイケの時、仕事仲間を連れて来たり、一人でふらっと現れたり、

マスターとは気があったみたいで、一緒に野球チームを組んでたり、マスターの引っ越しの手伝いをするとか、

マスターの子供が生まれた時に、自分の子のように抱いていたりと、

マスターの仕事が終わって、「ただいま〜」って家に帰ったら、子供を抱いたヒデちゃんが「おかえり〜」って。

ホント、仲良しだったんだね。信頼してたのね。


ヒデちゃんの積極的なアプローチに、逃げてた頃。

この飲み屋さんから電話してきて、「飲みにおいで。」って、、

行くわけがない!時間が23時とか0時とかそんな時間。

寝ようかどうしようかの時間帯なのに、外にでるなんて、あり得ない!

「無理、行けない!行かない!寝る!」を繰り返し、終話。

また、何日かしたら、同じような時間帯に電話、無視。

なかなか、電話が切れない…観念して出たら、「一緒に飲もう!」って。

「無理、行けない!行かない!寝る!」って言ってたら、お店の女の子(レイちゃん)に変わってた…

行ったこともないお店のレイちゃんと話をさせて、来させよう?呼び出そうとは、何ともムカつくわ!

「今度、早い時間に行くね!もう、寝るとこなの!ゴメンね。。」って、レイちゃんの方が恐縮してた。

レイちゃんはとばっちり…かわいそうに…


翌日、人を巻き込むなって、ヒデちゃんを叱ったけど、反省はしてなかったなぁ。。


後日、また、やりよった!

同じような?少し早い時間に電話してきて、同じやりとり!

たまたま友達とご飯を食べて、帰って来たばかりだったので、そのままそのお店に行ったら、ヒデちゃん満面の笑み。

叱る気にもなれず、まぁ今回は許そうって。

お店のれいちゃんに先日のお詫びをし、取引先で、たまたま家がご近所のお姉さんって挨拶した。(と、思う?)


この時に、ヒデちゃんの昔話を聞いた。

元カノの話とか、面白おかしく茶化して、Hな話もしてた。

私は聞かれても、本当のことは言わず、濁したり、話題を変える。

だって、この飲み屋さんは、私にとっては、アウェイなとこだから。

お酒の席では、面白おかしく、ストレス発散出来る場所だったり、夢の世界だと思ってる。

翌日頑張るための、重石を置いてくるところ。

で、ここは彼の発散場所だから。


ヒデちゃん、この後、飲みに行って、マスターに私のこと相談?話してたらしい。

結局、ヒデちゃんの罠にスッポリハマっちゃたけどね。

これは、罠だ!何度も言ったよね?

一人ぼっちにされた………罠にハマった後は、これなの?


私たちの始まりから、全て知ってるマスターとレイちゃん。

私にとっては、今となっては大切な場所。

ヒデちゃんと私を結んでくれた…大切な人たち。

ヒデちゃんが大切にしてた人達だから、私が受け継いで飲みに行くよ。


でも、誰と???