どこに行ったら逢えるのかな?

死別 彼との思い出日記
ジェットコースターのような時間を共有し、最期は。。。

彼の誕生日❤️


毎朝、夢から覚めたような?

夢の中のような?

彼のいない現実を思い知らされる。

長い夢で、今が夢の中であったら………


やっぱり、いないんだよね〜。。。

ヒデちゃんの誕生日なのに、本人不在?

おかしいよね?


彼の亡くなったマンションの前を、彼が亡くなったであろう時間に、

「いっぱいゴメンね。いっぱい愛をありがとう。そっちの世界で幸せな家族作ってね。」って、思いながら車で通った。

この道は、本当は通りたくもない。でも、幹線道路なので、いたしかないの。。。

その幹線道路を通って、彼の分身のいる納骨堂へ100㎞の道のり。

今日は、お天気も良く、湖がキレイだった。

「ヒデちゃん、今日はドライブ日和だよ〜、ヒデちゃんのUSBに入ってる音楽だよ〜、この歌歌ってよ〜」

って、話しかけてるのに、相変わらず、答えてくれない。。。

彼は、カラオケがうまい!歌がうまい!

飲みに行くと、他のお客さんからリクエストされて歌ったり、デュエットしたり、、、


彼の部屋で、私、眠くてウトウトしちゃって…話半分で、、

「先に寝ていいよ。」って、

「じゃ〜寝ーます」って、すぐ寝ちゃったんだけど、

子守唄?まどろみながら、心地よくて聞いてると、彼の鼻歌。優しい声だった。

食べた片ずけをして、洗い物をしてる間、ずっと歌ってたと思う。

あの声、聞きたいなぁ。。

逢いたいなぁ。。


って、思いながら、納骨堂に到着。

誰もいない納骨堂に入って、途中で買って行ったケーキとコーヒーとジュースをお供え。

ろうそくとお線香。

手を合わせ、「誕生日おめでとう!今日で年齢差9歳だよ。大好きだよ!」

納骨堂の仏壇の前で、ヒデちゃんにぶつぶつ話かけて、ごめんね〜だったり、大好きだったり、

だんだん、「いつ逢えるの?まだ、迎えに来ないの?あたしは必要ないの?何でこうなの?」って恨み節。

言っちゃダメって知ってるんだけど、止められないの。

だって、逢いたいんだもん。。。

心穏やかにって、気持ちはあるんだけど、逢いたい気持ちが優先しちゃうの。


私は、彼を感じることが出来ないので、私の側に彼はいない。。。

彼の分身があるとこに行っても、感じられなかった。

どこにいるのよ?!


逢いたいだけなのに…

今日は夢で逢えるのかな?

って、夢見たことないんだった。。。


今日、帰りの道で、車のナンバー「905」を2台見た。

勝手に彼が近くにいるお知らせだと思ってるの。。。


もっと、顔だしてほしい。

「逢いたいよーーー」

死ねない…まだ。

明日は、ヒデちゃんの誕生日。

もちろん、彼に逢いに行ってくる!

彼の眠る納骨堂に…

100㎞の道を運転して、少しでも彼に近づくために…


彼が亡くなってから、運転中に何度泣いたことか…何度、死ねたらって思ったことか…

大型のトラック、トレーラーを見たら、ぶつかって来ないかなぁって思ってた。

自死では、彼の近くには逝けないから、不慮の事故。。。

殺して!私を、殺してー!って、何度も思った…願った。

でも、まだ、生きてる。

私は、この世で、まだまだ修行しなきゃいけないみたい…

神様、仏様が呼んでくれない…許してくれないのかな?

前世で何か悪いことしたのかな? だから、この世では反省?


テレビのニュースを見てて思うことがある。

拳銃で撃たれたり、事故に巻き込まれたり、川で流されたり…いろんな事件、事故がある。

何故、そこに私じゃないの?

若い子や、家族のいる人ではなく、心が死んでる私を連れてって。。

今の私は、ただ、生きてるだけ。

ご飯も食べるし、笑うし、仕事もする。

でも、心は、ない。

いつも、ヒデちゃんとの再会だけを思ってる。


あたしは、いつまで生きるんだろう?

いつ、逢えるんだろう?

心筋梗塞?心臓麻痺?脳梗塞?

私の寿命が知りたい。


神様、仏様、早くひでちゃんに合わせてください。

昨日の友人…

子宮がんではなく、卵巣ガンだったと連絡あり。

ドクターの話が聞こえないくらい驚いてたんだね〜。。。

そりゃ〜そうだよね。。。「癌」って聞いたら、

まさか?!えー!マジー?!私のこと??って驚くよね。

パニックになるのもわかる。。

昨日のブログに酷いこと書いちゃってごめんね。。


昨夜は、飄々とした声だったから、自分の病気を理解した上でのものだと思ってた。

でも、彼女はかなり強がってたみたい。

自分の病気によって、親のお世話ができないとか、妹に迷惑をかけるとか、入院中の猫のお世話。

「確かに心配だろうけど、今は、病気の事は医者に任せて、親のことや猫のことは、周りに甘えたらいいよ。」

「家の鍵は、預かれないけど、猫3匹は預かってあげるよ。」って言えた。

家の鍵は、やっぱり、怖い。。。

もし、万が一、猫が病気になるとか、家の中の物が壊れたとか、無くなったとか…私の責任。。。

猫は喋らないから、彼女の留守中に病気になった時が怖い。

うちで預かる分には、何かがあっても、目が届く範囲だと思う。


彼女、素直じゃないし、見栄っ張り。。。

友達と思ってくれるなら、私との言葉のキャッチボールを覚えてくれないと。

いつも、一方的? 1人で機関銃のように喋ってる感じ。

彼女曰く、「友達って、キンタロウしかいないんだもん!」って。。。(私の事)

ん〜、そりゃそうだよね〜彼女の話は一方的だから、友達は出来ないよね。。。

でも、長く彼女を見てきてるので、彼女のいいとこも分かっちゃいるけど、、、


亡くなったヒデちゃんのように、正直になってほしい。

ヒデちゃんは、リハビリ生活の時は、超素直で超正直。

本当に、かわいいって感じ。子供のように、爛漫。

私は、そんな彼が大好きだった。好きで好きで、愛おしくて、愛おしくて。。。。。

何でもしてあげたかった。

彼を丸ごと、受け止めてあげたかった。

でも、心にブレーキをかけて、半分だけ超優しく、半分は退院後の事を考えて厳しく。

退院後には、厳しい現実が待ってると思ってたし、、、


彼は、尿崩症。

尿が出っ放しになる病気。薬を一生飲み続けなきゃいけない。

事故の時、脳の損傷が激しく、尿の指令を出す機能がダメになった。

尿崩症と診断される前は、1日の尿が3L。口から取る水分が2L〜3L。

飲む量より、出る量が多いので、脱水症状がおきて、そこで初めて尿崩症とわかった。

1日、一粒の薬で、脳が尿の指令を出す。すごい薬だ!


後遺症と言うのかな?

でも、薬があってよかった。。製薬会社のみなさん、心からありがとう。


薬さえ、飲んでれば、尿の問題はない。

私の心配は、退院後、出来る仕事があるのかな?

その前に、日常生活を送るためには、どうしたらいいのか…

そんな心配ばかりだった。。。

でも、奇跡的な快復や機能を考えると、退院後は、日常生活に戻れたと思う。


ヒデちゃんは、本当によく頑張った!!!


その頑張りは、私が1番知ってる。


ねっ!元の生活に戻る為に、凄く頑張ったよね。